今秋、新型コロナウイルス(Covid-19)とインフルエンザが共に流行すると思われます。今年の秋から冬にかけて高い罹患率と死亡率をはじき出すことが予想され、世界中の医療システムに多大な支障をきたすと考えられています。
米国では、Covid-19に関連した死亡者がすでに17万人以上出ており、更に今年後半には第二波が発生する可能性があります。
昨年(2018年から2019年)米国で、3500万人がインフルエンザにかかり、49万人が入院し、その内3万4千人がインフルエンザにより死亡しています。
現時点では、効果のあるCovid-19のワクチンの入手は2021年迄待つことになると言うのが大方の予想です。Covid-19とインフルエンザの同時流行を見据えて備える必要があります。
--(JAMA) 7/28/2020 page 335