ニューイングランド ジャーナル(NEJM)誌上で、SPRINTという有名な研究が2015年に発表されました。心臓疾患リスクの高い9361人を対象にした、心臓病と血圧との関係を表明した研究です。
血圧の収縮期を120 mm Hg以下のグループと140 mm Hg以下のグループの2組に分けて研究を行いました。 結果は120 mm Hgグループがすべての面で心臓病リスクは、はっきりと少ないと証明され、研究はEthicsのため早く終了されました。(主要結果の相対リスクが 25% 低く、さらに心不全(相対リスクが 38% 低い)、心血管疾患(心筋梗塞など)による死亡数(相対リスクが 43% 低い)、他の原因による死亡数(相対リスクが 27% 低い)という結果でした)これらの利点は75歳以上を含め、すべてのサブグループにわたった結果でした。
現在、高血圧の患者さんの中で140/90 mm Hg未満までに治療しているのは、高血圧人口の約50%のみだといわれています。130/85 mm Hg未満にコントロールできている率はこれより更に低いそうです。 年に一度の健康診断を受け、血圧の管理、及び他の健康管理を怠らないようにすることをお勧めします。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/nejmoa1511939
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